🃏 ローカルLLMで「Pi」エージェントを動かす

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ブックマーク日時
2026-07-05 04:05 UTC
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著者: aipracticecafe (fuwamoekissaten)

📋 記事の概要

この記事は、「Pi(pi-coding-agent)」というオープンソースのコーディングエージェントを、ローカルLLM(Qwen-3.6-35B MoE)で動かすための実践的な環境構築ガイドです。商用エージェント(Claude Codeなど)の月額費用(最大200ドル/月)を回避し、プライバシーを保ちつつ、手持ちの限られたハードウェア(VRAM 6GBのGPU)で実用的なAIコーディング環境を構築する方法を詳解しています。

ローカルLLM Pi エージェント Qwen-3.6-35B llama.cpp Docker サンドボックス セキュリティ

🔥 重要ポイント

1. なぜローカルLLMエージェントなのか?

💡 選ばれたエージェント:「Pi」
pi.devで公開されているオープンソースのコーディングエージェント。ウェブ検索機能も備えており、ローカルLLMで駆動可能。

2. 選択したモデル:Qwen-3.6-35B (MoE)

3. 検証環境(決して最新ではない!)

コンポーネントスペック
CPURyzen 7(やや旧型)
RAM32GB (DDR4-2400MHz)
GPUGTX 1660 Super(VRAM 6GB)
OSPop_OS 22.04

VRAM 6GBでも、MoEモデルなら実用的な速度で動作するとのこと。

4. 推論サーバー(llama.cpp)のセットアップ

弱いGPUを限界まで使い倒すため、選択肢はllama.cpp一択。VRAMを最大活用しつつ、溢れた分をRAMでカバー。

./build/bin/llama-server \ -m Qwen3.6-35B-A3B-UD-Q4_K_XL.gguf \ --port 8001 --host 0.0.0.0 \ -c 131072 --fit on \ -ctk q8_0 -ctv q8_0 \ -ot "exps=CPU" --no-mmap \ --threads 8 --cpu-range 0-7 --cpu-strict 1

5. Dockerによるサンドボックス環境設計

AIエージェントは「諸刃の剣」。ファイル編集やコマンド実行を許可する=システムを破壊するリスク。そこでDockerサンドボックス化を実施。

6. AIエージェントの権限設計(重要!)

⚠️ AIエージェントは100%信用しない — LLMは確率的にトークンを出力するため、万が一の暴走に備える必要がある。

7. コンテナの「要塞化」(Hardening)

Dockerのデフォルトは、カーネルレベルでは意外と「ガバガバ」。カーネル権限(Linux Capabilities)を一部保持したまま起動するため、プロンプトインジェクション等のリスクに対応する要塞化を実施。

💡 この記事の価値

📌 タグ「あとで読む」の記事 — 記事後半では、Piエージェントの具体的な設定(models.json、Agents.md、skills/web-research.md)や、実運用での挙動検証が続く。実際にローカルAIエージェント環境を構築したい場合には要チェックの実践記事。