ローカル処理で画像から3Dモデルを生成する「Pixal3D」を使いこなす!

元記事:窓の杜
ブクマ日時:2026-07-07 22:16:59 UTC
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📝 記事の概要

TencentARCが開発した画像→3Dモデル生成AI「Pixal3D」を実際に様々な画像で試し、パラメーターの調整方法を詳細に解説したBlenderウォッチング連載記事。ローカル環境で動作し、ComfyUI経由で利用するための実践的なガイド。

🔑 重要ポイント

Pixal3Dとは

PIXel Aligned 3D model の略。画像を読み込んで3Dモデルに変換するAIモデル。ピクセル毎の特徴を3Dに取り入れることで、直接ピクセルと3Dを対応させた詳細な形状とPBRテクスチャを作成するのが特徴。凹凸の多い形状で特に力を発揮。

使用フロー

生成テスト結果

テスト対象結果
シーサー像なかなか良い。ただし毛の部分がタコの吸盤状に。細かいポリゴンが散乱
女性像ドレープ(衣紋)は良好。顔や掲げている物は省略される
アニメ系キャラクターリアルな鼻・唇が生成されてしまい、おばちゃん風に。背景除去の残りがオーラ状に
デフォルメ少女(フリル満点)フリル・ウェーブヘアーが見事に3D化!ボタン等は多少異なる
鉢植え(金のなる木)一枚からよく頑張ったが、枝の交差エラーあり

パラメーター調整ガイド

① Pixal3D Image To 3D ノード

パラメータ説明推奨値
seed(ランダムシード)実行毎に変更される。固定したい場合は[生成後の制御]を[fixed]に良い結果が得られたらfixedで固定
pipeline_typeディテールの細かさ。1024_cascade(推奨)または1536_cascade(高品質)1024_cascade → 良い結果を得たら1536_cascadeに上げる
max_num_tokens形状・テクスチャの品質に影響。VRAM 12GB設定では49152メモリ不足なら減らして他に回す
stepsサンプリングステップ数。VRAM使用量には影響しない12(デフォルト)→ 20で品質向上だが計算時間倍増

② Pixal3D Export GLB ノード

パラメータ説明
decimation_targetメッシュの目標面数。減らすとデータ量が小さくなるが品質低下
texture_size出力テクスチャサイズ。VRAM 12GB推奨は2048。メモリ余裕があれば増やす、後で着色するなら減らす
💡 ワークフローのコツ: まず 1024_cascade で良い結果が出たら seed を fixed で固定し、1536_cascade に上げて再実行。Export GLB ノードの変更だけなら再計算されないため時間短縮。

Blenderでのクリーンアップ

生成されたモデルは頂点がバラバラなのでBlenderで整理:

💡 まとめ

非常に精細なモデルが生成できて驚きの品質。特にフリルやウェーブヘアーなどの手作業では超面倒なデザインが見事に3D化される。一方でメモリ消費が激しく、VRAM容量が品質のボトルネックになる。省メモリ化技術の進歩が待たれる。