📋 記事サマリー
GIGAZINEによる、Cloudflare Tunnel + Cloudflare Accessを組み合わせて、ローカルPC上で動作するAI(Lemonade)を外部から安全に利用する設定手順の解説記事。Cloudflare Tunnelでローカル環境を公開し、さらにAccessで認証レイヤーを追加することで、ポート開放不要かつ認証付きで安全にアクセスできるようになります。
概要
Cloudflare Tunnelを使うと、ルーターのポート開放などの面倒な設定なしで、ローカルPC上で動いているサービスをCloudflare経由で公開できます。
しかし、Tunnelを設定しただけでは誰でもアクセスできてしまう状態になります。そこで、公開したURLに対してCloudflare Accessによる認証を追加することで、特定の人だけがアクセスできるようにします。
対象アプリ:「Lemonade」というローカル環境で使うことを前提に設計されたAIアプリ。ローカル専用設計のアプリでも、Accessでアクセス制御が可能。
設定手順
2ポリシーの作成
「Accessコントロール」→「ポリシー」→「ポリシーを追加する」をクリック。今回は
メール認証を設定:
- 「メール」を選択し、許可するメールアドレスを追加
- ポリシー名を分かりやすく記入(例: "Lemonade Tunnel")
- アクションで「許可」を選択
- 最下部の「ポリシーを保存」をクリック
3アプリケーションの作成
「Accessコントロール」→「アプリケーション」→「新規アプリケーションを作成」をクリック。
- 「セルフホストとプライベート」タブの「パブリックDNS」を選択
- 「セルフホストとプライベートで続行」をクリック
- 保護対象のドメイン(Tunnelに設定したドメイン)を記入
- Accessポリシー欄で「既存のポリシーを追加」→先ほど作成したポリシーを選択
- 「作成」をクリック
4動作確認(ログインフロー)
公開URLにアクセスすると、以下のような認証フローが発生:
- ログイン画面が表示される → メールアドレスを入力 →「Send login code」
- メールでログインコード(ワンタイムパスワード)が届く
- コードをコピーしてブラウザに貼り付け →「Verify」をクリック
- 認証完了 → ローカルのLemonadeサーバーにアクセス可能
結果・効果
外部からローカルのAI(Lemonade)サーバーにアクセスでき、かつ認証が設定されているため他人に使われる心配がない状態を実現。ポート開放も不要で、Cloudflareの無料枠で完結。
前提知識
本記事は前回の記事(Cloudflare Tunnelの基本設定)の続きとして書かれています。先にTunnelの設定を完了していることが前提です。
💡 ポイントまとめ
- Cloudflare Tunnelでローカル環境をポート開放不要で公開
- Cloudflare Accessで認証(メール認証)を追加し、セキュア化
- ローカル専用AIアプリでも外部からの安全な利用が可能に
- 設定はダッシュボードからGUIベースで完結(ポリシー作成→アプリ作成)
- 認証フローはメールのワンタイムパスワード方式