📋 記事サマリー
Konifar氏による、組織内で「目立つ人」の行動パターンを分析したエッセイ。自分の周りで「すごい」と感じる人に共通する2つの行動要素を抽出し、なぜ彼らが自然と目立ち、活躍できるのかを考察しています。
はじめに
筆者は、自分の周囲で「すごい」と感じた人たちが、総じて「なんだか目立っていた」ことに気づきました。では、その目立つ人は何が違うのか?何をしているから目立つのか?を雑に考えた結果、大きく分けて2つの要素に行き着きました。
1. 問題を解決する
目立つ人は、目の前の問題を解決するために、自分が「すべきこと」と「できること」を常に考えて行動しています。
- ボールが浮いていたら手を上げる
- 会議で気になることがあったら発言する
- 直接関係していなくても必要だと思ったら越境する
特徴:失敗を気にしすぎないこと、領域を区切りすぎないこと。物怖じせず、「誰の仕事か」を過度に考えすぎず、問題解決に必要なことは全部やるスタンス。いわゆる「オーナーシップを持つ」振る舞い。
2. 説明責任を果たす
自分やチームが「今やっている途中経過」や「出した成果」を正しく知ってもらう動きをしています。
- 適切な「報連相」はもちろん
- Working Out Loud的な振る舞いが染み付いている(働く過程をオープンに共有する手法)
- 成果をSlackで報告したり、全体会議で話したりと、ちゃんと適切に「自慢」する
知ってもらう活動まで含めて「仕事」と捉えている。結果としてまわりからフォローも受けやすく、活躍していく循環が回る。
「目立つこと」をどう捉えるか
「組織内では目立つほうがよいのか?」「意識的に存在感を出していくべきなのか?」という問いについて:
- 活躍しているから目立っているのか、目立っているから活躍できるのか → 両方(相乗効果)
- 目立つことを目的にしてはいけないが、方法論として意識的に目立っていくのはアリ
- 「2. 説明責任を果たす」をやれば結果的に目立つ。過度に自分を大きく見せる必要はない
- 凡事徹底が本質
留意点・バランスの話
- 「目立つ人しか活躍できない組織」は健全ではない
- 前提として、約束を守る・日々の積み重ねのほうが大事
- 静かに着実に仕事をする人もめちゃくちゃえらい
- 一定以上の規模の仕事を前に進めようとすると、どうしても目立たざるを得ない
- 「俺またなんかやっちゃいました?」みたいに勝手に目立ってしまう状態が理想
マネージャーの役割
マネージャーのプロデュース能力も重要。推進している当人は考える量が多い分、「こんな過程や成果をわざわざ話すのもなあ」と躊躇しがち。実際には客観視できていないだけで杞憂なことが多いため、慣れるまでは背中を押して最大限フォローするのが良い。
💡 ポイントまとめ
- 組織で目立つ人は「問題を解決する」と「説明責任を果たす」の2つをやっている
- オーナーシップを持ち、越境してでも問題解決に動く
- 過程と成果を適切に発信し、知ってもらう活動まで「仕事」と捉える
- 目立つことを方法論として意識的に取り入れるのは有効
- ただし前提は日々の積み重ね。凡事徹底が大事