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社内にHTMLをホストする環境を作ったら社内情報の流れが変わった

🔗 元記事: devblog.thebase.in/entry/pon
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📅 ブックマーク日時:2026-07-26 00:06 UTC ⭐ はてブ 104 🏷️ あとで読む

📌 3行まとめ

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AI コーディングで plan・設計メモが大量発生し「内容は良いのに最後まで読む気にならない」と悩むチーム。ドキュメントホスティングを自作しようか検討中のエンジニア・情シス。

🔥 きっかけ:AI ドキュメントは「流通するが読まれない」

AI コーディングが日常化し、実装計画(plan)や設計メモが一気に増加。Claude Code 等に計画を立てさせると、plan ファイルがそのまま成果物として共有されるように。しかし困りごとが発生:

内容は良いはずなのに、最後まで読む気にならない」という摩擦が社内のあちこちで発生していました。

🤔 なぜ Notion ではなく HTML だったのか

❌ Notion の限界

レイアウトが Notion の枠に収まる。凝った表現や AI の整形結果を再現できない。「読みやすくしたいから貼り直す」手間が発生し、誰もやらなくなる。

✅ HTML の強み

AI に「読みやすい HTML にして」と頼むと、見出し・目次・強調・配色まで含めて驚くほど読みやすい1枚が出る。変換を挟まない素直さが勝利。

足りなかったのは「その HTML を、社内の人だけがサッと見られる置き場所」だけ。それなら作ろう、と。

🏗️ 構成:GCS + Cloud Run + IAP(できるだけ薄く)

保管
GCS
配信
Cloud Run
認証
IAP
🔑 最大のポイント:認証を自前実装していない
社内ドキュメントで一番こわいのは「うっかり世界に公開」。これを IAP に丸ごと預け、「Google にログインできる社内の人だけ」というアクセス制御をほぼ設定だけで実現。昔は IAP に LB が必要で大変だったが、今は Cloud Run に直接 IAP を設定可能で低コスト。

📈 何が起きたか:エンジニアから全職種へ

  1. 当初はエンジニアが plan を読みやすくするためだけに使用。「読む気になる」と好評で、それだけでも元は取れた
  2. URL を見た非エンジニアが「自分の資料も置けるの?」と気づく
  3. やがて財務・経理のメンバーが自分たちの資料を HTML で共有するように
  4. 社内の情報共有のデフォルトが変化 — 「読みやすい1枚にまとめて URL で渡す」が自然な選択肢に

結果、共有される情報の量と質が両方とも向上。AI に整形を任せることで「読みやすい資料を作るコスト」自体が下がりました。

🛠️ 運用してわかったこと

🏷️ ネーミングの重要性
「ファイルをポンと置きたい」という気持ちからサービス名を「pon」に。すると社内で「資料を pon しました」と自然に話題に上がるように。キャッチーな名前が浸透を加速——社内ツールの名前は想像以上に重要。

✨ まとめ

「AI が生む読みづらいドキュメントを読みやすくしたい」という小さな動機から、GCS + Cloud Run + IAP という薄い構成で実現。技術的に派手さはないものの、エンジニアの plan 共有から始まった使われ方が 全職種に広がり、社内の情報の流れそのものを変えた。「読みやすく共有するコストを下げる」だけで組織の情報の流れはこんなに変わる、というのが最大の発見。