📋 優秀なエンジニアが書くDesign Docは何が違うのか?

記事の要約

株式会社カミナシでVPoEを務めるpospome氏が、長年多くのエンジニアのDesign Docをレビューしてきた経験から「優秀なエンジニアが書くDesign Docの違い」を言語化した記事。結論から言うと、優秀なエンジニアは「代替案」「懸念点」「未決定事項」の3点を書くのが上手いという。設計自体の適切さは大前提で、その上でこの3つの書き方にエンジニアとしてのスキル差が表れるという。

Design Docはなぜ重要なのか?

レビューで特に見るべき3つのポイント

1. 代替案(今回採用しなかった選択肢)

2. 懸念点

3. 未決定事項

具体例:ToB SaaSでのスケール考慮

例としてToB SaaSでは「今回作る機能は何年持つのか?」を考える。1年後・3年後の顧客数やレコード数を逆算し、「1年持たせるには不要」「3年持たせるには必要」という判断を代替案セクションで言語化できるか。さらに「こうなったら1年持たない」という想定外ケースは懸念点に記載する。

このように中長期的な視点での設計力は、上位レベル・等級のエンジニアに求められる要件そのものであり、まさにこの3セクションの書き方に表れる。

ドキュメンテーション能力の重要性

まとめ

セクション何が分かるか
代替案選択肢の広げ方=引き出しの多さ
懸念点リスクの深掘り=思考の深さ
未決定事項今決めるべきことの見極め=嗅覚

記載量の多寡ではなく、開発対象に応じて何をどう言語化するかが重要。Design Docだけで能力が決まるわけではないが、設計時の思考プロセスは如実に表れる、という著者の経験に基づく記事だった。