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プロジェクトマネジメントの教科書(内製チーム向け)

元記事URL https://zenn.dev/tan_go238/books/project-management-textbook
はてなブックマーク https://b.hatena.ne.jp/ao41/20260911#bookmark-4792793908261764162
ブックマーク日時 2026-09-11 06:02 (JST) / 2026-09-10 21:02 (UTC)
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著者/公開 tan_go238(Zenn Book)/2026-09-09 公開・無料(¥0)

📌 記事の概要

Zennで公開された約27.6万字・全8部42章の無料電子書籍。自社プロダクトを内製で作り続ける組織向けのプロジェクトマネジメント教科書です。公開わずか2日で800ユーザー超のはてブを獲得している話題作。

世の中のPM本の多くは「受託開発」(発注・受注・契約・納品・検収がある世界)を暗黙の前提にしていますが、本書は発注者と受注者が同じ会社にいる内製組織にフォーカス。納品しても終わらず、自分たちで運用し続ける世界のPM論を体系化しています。

本書が正面から向き合うのは「静かな失敗」——予定通りリリースされ、予算内に収まり、それでも誰も使わない。炎上しないのに確実に組織を蝕んでいく内製組織特有の失敗パターン。

🎯 本書の三つの立場(コンセプト)

  1. 計画は外れる前提で立てる — 不確実性は能力不足ではなくプロジェクトそのものの性質。計画の価値は「当たること」ではなく「ずれを検出できること」にある。
  2. 要件を軽く扱わない — スケジュールを引く技術より「作るべきものを見誤らない」技術の方が成果への影響は大きい。そのため「何を作るか決める」に两部を割いている。
  3. 言われていないことを扱う — 要件は語られた言葉の中にはない。当たり前すぎて誰も言わないこと、例外すぎて誰も思い出さないことにプロジェクトを壊す種がある。

📚 全体構成(8部・42章・終章)

扱う範囲
第1部 プロジェクトの全体像何のために作るのか、誰が何に責任を持つのか。以降すべての土台になる見方
第2部 業務と戦略を理解する現場の業務と会社の意図をつかむ。作る前に、何が起きている場所なのかを知る
第3部 何を作るか決める境界を引き、要件を集め、構造化し、優先順位をつける
第4部 見えないものを見つける当たり前すぎること、例外すぎること、言葉のずれ。語られないものを掘り起こす
第5部 計画する見積り、スケジュール、リスク、品質。外れる前提で計画を組む
第6部 人と関係者組織と会議体、チーム、ステークホルダー、合意の作り方と崩れ方
第7部 動かし続ける進捗、変更依頼、運用、そして学習の仕組み
第8部 失敗と終わり炎上のパターン、学べない理由、撤退の判断、終結と引き継ぎ
終章それでも計画する価値 — 外れる計画に意味がある理由

各章は「冒頭の二人の短いやり取り+この章で答える問い」で始まり、「要点+関連章」で終わる構成。困っている局面から逆引きできる設計です(要件が固まらない→第3・4部、期日が守れない→第5部、火が出ている→第8部)。

👤 学習設計の工夫(まるみ屋と二人の登場人物)

架空の事例:まるみ屋

生活雑貨の中堅チェーン「まるみ屋」(店舗20店舗+ネット通販、ただし在庫管理は別システム)。「店舗とネットの在庫を一つにまとめ、ネット注文を近くの店舗で受け取れるようにする。期間6ヶ月、開発5人」というプロジェクトを全編通して追いかける題材。章が進むごとに同じ事例が別の顔(業務→境界→例外→失敗)で再登場します。

田中くん(新人SE)と佐藤さん(ベテランPM)

前著『要件定義の教科書』からの続編登場人物ですが、そちら未読でも問題なしとのこと。

👀 対象読者と扱わないこと

対象読者

扱わないこと

💡 ここがポイント