Codexを使うなら、/goalとサイドチャットを押さえておきたい

Codex CLI AIエージェント活用 開発ワークフロー
元記事URLhttps://syu-m-5151.hatenablog.com/entry/2026/09/27/120017
はてなブックマークhttps://b.hatena.ne.jp/ao41/20260929#bookmark-4793625849219682050
ブックマーク日時2026-09-29 (JST)
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ブログじゃあ、おうちで学べる(nwiizo さん)

記事の概要

OpenAI Codex CLIを長い開発作業で使い倒すための機能解説記事。長い仕事を続ける /goal、途中の質問を分けるサイドチャット(/side)、実行中の指示変更と予約送信という3つの操作を軸に、「作業を続ける条件」「質問する会話」「指示を送るタイミング」を切り分けて使う方法を、認証処理の修正という具体例で丁寧に説明しています。9月のCLI更新で追加された「下書きを残したままCodexからの質問へ答える」機能にも触れています。

作業中に送る文章を3つに分ける

Codexが期限切れセッションの不具合を調査している途中で送りたい文章は、意図によって3種類に分けられます。

送りたい内容意図CLIでの操作
「時刻の判定は既存の仕様を保って」今の作業へ条件を加える実行中に Enter で送る
「修正後にリリースノートも作って」次の仕事を予約する実行中に Tab で送る
「この判定は、なぜ境界値で失敗するの」作業とは別に説明を聞く/side や /btw

注意: Enterで追加指示を送っても、実行済みの変更は取り消されない

実行中の追加指示で、完了した編集やコマンドが自動的に取り消されるわけではありません。「変更しないで」と送るなら、何がすでに変わったかも確認します。

エラー応答のJSON形式は、既存のクライアントが使っています。
この形式を保ったまま修正してください。
すでに変更していれば、その差分を確認して対応してください。

「待って」だけより、何を止めたいのかが伝わります。全部取り消したいのか、特定の変更だけ取り消したいのかで必要な操作が変わります。Tabで予約するときも「それもお願い」のような曖昧な依頼ではなく、現在の作業が終わった後でも読める依頼にします。

/side で説明を聞く場所を分ける(サイドチャット)

/side 期限切れセッションの判定について、境界時刻の前後で動作が変わる理由を説明してください。コードは変更しないでください。

Claude Code の /btw との違い

説明に納得した後、条件を変えて考えられるか

筆者の重要な姿勢: 「説明を聞けば判断できるつもりになること」の方が怖い。AIが理由を示し自分が納得し修正が進む往復だけでは、自分がどこまで分かっていたかは確かめられない。

サイドチャットで決めた仕様を主会話へ伝える

境界時刻の仕様は、期限と一致した時点で拒否する方針です。
期限の直前、一致、直後をそれぞれ検証してください。
既存の許容時間を増やして通す変更はしないでください。

Codexからの質問には、下書きを残して答えられる

/goal には修正内容と完了条件を書く

/goal は、その会話で達成したい目的を状態として残す機能。調査・修正・検証を何度も往復する仕事で、「続けて」と送る回数を減らせます。

悪い例(終わり方が曖昧):

/goal 認証の実装を改善する

良い例(満たす状態と確かめ方を書く):

/goal 期限切れセッションを受け入れる不具合を修正する。
境界時刻の直前、一致、直後を対象に再現テストを用意し、修正後に成功させる。
有効なセッションの動作と、既存のエラー応答形式は保つ。
テストを削除したり、時刻の許容範囲を広げたりして成功扱いにしない。
検証環境が不足するなら、試した手順と不足している条件を報告する。

Claude Code の /goal との違い

ゴールは「待ち時間ごとに動く予定」ではない

目的を変える・止める・再開する

状況操作と、その後の確認
修正対象を変えたい/goal edit で目的を直し、完了条件を読み直す
自分で差分を確認したい/goal pause で止め、現在の変更を確かめる
判断が済んだので続きを任せる/goal resume で再開する
この目的では進めない/goal clear で取り除く

1つの修正で順番に使ってみる(実践フロー)

  1. 不具合の再現方法と修正後の確認方法を決め、/goal で目的を残す
  2. 修正の途中で理由を知りたくなったら /side へ質問する
  3. サイドチャットで仕様の判断が必要だと分かったら、採用する条件を主会話へ返す
  4. 現在の修正へ影響する条件は実行中(Enter)で送り、修正後の文章作成は次ターン(Tab)へ予約する
  5. Codexからの質問には選択肢や自由入力で答える
  6. 最後に、ゴールに書いた条件・差分・テスト結果を突き合わせる。返事を送ったことと、その条件が実装へ反映されたことは別だから

この記事から学べること