SSD換装+OS丸ごとデータ移行を無料ソフト「Clonezilla」でやろう

ソース PC Watch今すぐ読みたい!人気記事
元記事URL https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/readitnow/2147255.html
(再掲元の本編特集:https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1636746.html・2024年11月7日公開)
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ブックマーク日時 2026-10-12 00:16 (JST)/2026-10-11 15:16 (UTC)
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記事概要

長年使い込んだノートPCの内蔵SSD容量が不足してきたときの決定打として、無料のオープンソースソフト「Clonezilla」を使ってSSD換装+OS環境まるごと引っ越しを行う手順を紹介したPC Watchの人気特集記事(2026年10月10日に再掲)。筆者はメイン機のThinkPad X1 Nano(256GB)を1TB SSDに換装し、Windows環境を丸ごと新しいSSDへ移行した実践レポートです。

このレポートの内容
  1. 換装前のチェックポイント(技適・SSD規格)
  2. 準備:USBケースとClonezilla起動メディア
  3. クローン作業の流れ
  4. 換装後のパーティション拡張と回復パーティション再構築
  5. まとめと感想

1. 意外とハードルが高いノートSSD換装 — 事前チェックが超重要

いきなりだが、ノートPCのSSD換装は「物理的にできるか」の見極めが最初の関門。

チェック項目

筆者の環境とSSD選び

2. 準備:USBケース+Clonezilla起動USBメモリが必須

SSD側の準備

Clonezilla live の準備

起動メディアの作り方(uEFI / Legacy BIOSで手法が分かれる)

💡 SSDによっては専用移行ユーティリティが付属している場合もある。使えるならそちらの方が楽(本稿はユーティリティなしの環境向け)

3. いよいよClonezilla起動 — クローン作業の流れ

本番前に、消えたら困るデータは念のためバックアップ&チェックディスク実行を推奨。

  1. USBから起動 → 言語・キーボードレイアウトを選択
  2. デバイス間コピーなので「device-device」を選択
  3. 「初心者モード」か「エキスパートモード」を選択
    • エキスパートモードの拡張パラメータ:「MBR複製の省略」「NTFS dirtyフラグ削除」「セクター毎コピーの強制」など
    • 普通に使う分には初心者モードが無難
  4. コピー元/コピー先のローカルディスクを選択(GNU/Linuxのデバイス名で表示されるが、容量・型番で判別可能)
  5. 「disk_to_local_disk」(ディスク丸ごと複製)を選択
  6. パーティションテーブルはデフォルトの「コピー元ディスクのものを使用」
  7. 終了後の動作は「コマンドラインプロンプトに移行」を選択(正常終了の確認のため)
  8. 警告メッセージが2回表示されるが、内容に納得していれば「y」で続行

所要時間は環境によって激変

⚠️ 筆者は換装後にSSDが認識せず焦ったが、スロット奥まで差し込めていなかっただけ。強めに押し直して「ガチッ」と収まれば解決。トラブルに備え、元のシステムディスクは換装後もしばらく保管しておくのが「最も安心なバックアップ」

4. やってきた未割り当てスペース問題と回復パーティション再構築

クローン完了後、エクスプローラーの容量表示は「変化なし」。これは想定内で、パーティション構成が旧SSDのままコピーされたため。増えた容量は「未割り当て」領域として余っている。

ケースA:回復パーティションが邪魔をしていない場合

「ディスクの管理」で未割り当て領域を右クリック→「ボリュームの拡張」で完了。

ケースB:システムドライブと未割り当て領域の間に回復パーティションがある場合

「ボリュームの拡張」は使えない。本記事では「回復パーティションを一度削除→統合→再構築」する手順を紹介。

手順①削除前の退避(重要・追記項目)

「ターミナル(管理者)」で回復環境を無効化し、イメージを退避させる:

reagentc /disable

手順②回復パーティションの強制削除

保護領域のため通常手段では削除できない。DISKPARTで:

diskpart (回復パーティションを選択) delete partition override

手順③ボリューム拡張

「ディスクの管理」→「ボリュームの拡張」で未割り当て領域をシステムに統合。

手順④回復パーティションの再構築

読者指摘で「回復パーティションがないとWindows Updateが失敗する事例がある」との報告があり、再構築手順が推奨されている:

diskpart select volume 0 (システムボリュームを選択) shrink minimum=1063 (削除時と同じ容量を確保) create partition primary format quick fs=ntfs label=Recovery set id=de94bba4-06d1-4d40-a16a-bfd50179d6ac gpt attributes=0x8000000000000001 exit reagentc /enable

手順⑤「Windows REイメージは見つかりませんでした」エラー時の復元

手順①を飛ばしていると reagentc /enable が失敗する。Windowsインストールイメージ(Microsoft公式ダウンロード)の sources\install.esd 内からOSエディションに合う番号フォルダ(Home=1、Education=2、Pro=3)の \windows\System32\Recovery\Winre.wim をコピーし:

diskpart select volume(回復パーティションを選択) assign letter=R exit mkdir R:\Recovery\WindowsRE xcopy C:\Windows\System32\Recovery\Winre.wim R:\Recovery\WindowsRE Reagentc /setreimage /path R:\Recovery\WindowsRE reagentc /enable
📌 この回復パーティション関連の2か所は、記事公開後に読者からの指摘で追記・修正された箇所(15時55分追記)。本レポートは追記済み版の内容です。

5. まとめ:フリーソフトでここまでできるのは驚異

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